イミニLPS研究所

免疫ビタミン®パントエア菌LPSについて

花粉症などのアレルギー症状とLPS

田舎に住む子供はアレルギーが発症しにくい

花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を持つ人は近年急増し、人口の30%ほどの人がなんらかのアレルギー症状を持っているといわれています。
LPSは、免疫のバランスを整える働きかけにより、アレルギー症状を緩和することが、研究により明らかになっています。

ヨーロッパで行われた大規模な調査・研究によると、田舎に住む子供と都会に住む子供では、田舎に住む子供の方が、アレルギーの発症率が低いことが報告されています。 その理由は、環境中のLPS量の差にありました。
田舎で育った子供は、家畜などの動物や森林や畑などが身近にあり、土や空気中に存在するLPSに多く接触することができます。その結果、LPSにより免疫を司るマクロファージの活性が適度に高まり、アレルギー体質になりにくいということが明らかになりました。

清潔すぎる環境が引き起こすアレルギー

そもそもアレルギーは、体内に侵入した異物を排除するため体に備わる免疫機能が過剰に働き、正常な細胞も異物と判断して攻撃することで起こります。
免疫細胞には細菌やウイルスを排除する「Th1細胞」と、花粉や埃など主にアレルギーの原因となる異物を排除する「Th2細胞」の2種類があり、2つのバランスが保たれることで、免疫機能を担っています。

ところが、多くの人が暮らす都会では、清潔すぎる環境により細菌やウイルス感染の機会が減ったことから、「Th1細胞」の数は減少し弱体化しています。一方、花粉や埃、ダニなどに対応する「Th2細胞」は、活躍する機会が増え、細胞数が多くなっています。 このように、2つの細胞のバランスが崩れて「Th2細胞」が増えすぎると、本来味方であるべき細胞も攻撃するようになり、それが花粉症や、埃やダニなどのハウスダストを原因とするアレルギー性鼻炎、ぜんそく、アトピー性皮膚炎といったアレルギー症状を引き起こしてしまうのです。

そこで、このバランスの乱れを調整するために、重要な働きをするのが、マクロファージやNK細胞(ナチュラルキラー)です。
LPSはマクロファージやNK細胞を適度に活性化させる働きがあるため、Th1細胞とTh2細胞の崩れたバランスをとるのに役立ち、結果として花粉症などアレルギー症状の予防が期待できるのです。

マウスによるスギ花粉症実験

実際に、マウスにスギ花粉を与えて花粉症にする実験では、スギ花粉とともにLPSを与えると花粉症の症状が少なくなったことが明らかになりました。

LPSは身近な食材から摂取が可能

LPSは有機栽培の野菜や、菌類であるキノコ、メカブやもずくなどの海藻類に多く含まれています。
摂取量の目安は体重1kgあたり10μg。50kgの方なら500μgが目安となります。
身近な食材を上手に活用し、日頃から摂取するのがおすすめです。

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